半額キャンペーンと、怪獣図鑑
お久し振りです、皆様。
本職が忙しくて、なかなか更新できませんでしたが、夏の半額キャンペーンが始まっております。
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さて当ブログ、すっかり懐かしネタを紹介するものと化しつつあり、更新の度に何か義務感めいたものに駆られております。見てくださっている方がどれくらいいるのかは、分かりませんが……。
そんなわけで今回ご紹介するのは『コロタン文庫 ウルトラ怪獣500』。
かつて、怪獣図鑑というものはかなりアバウトなものでした。
例えばザンパ星人、ペダン星人など『セブン』や『帰マン』後半によく出てきた、「造形物はあれど、直接戦闘しないキャラ」などはまず掲載されることがありませんでした。そもそもスチールなど、撮られていなかったこともありましょうしね。
同時に「バルタン星人」は「バルタン星人」であり、新造形で「二代目」が登場した場合でも、それを別物として紹介しようという思想もありませんでした。
マニアが作り手側に回るようになり、恐らくですが朝日ソノラマの『ファンタスティックコレクション ウルトラマン』で初めて、非戦闘タイプの宇宙人が掲載され、「二代目」「改造」「再生」といった再登場怪獣もまた、初代とは別物として紹介されるようになりました。
では、そうした「出て来た怪獣は全て網羅しよう」といった思想の行き着く先にある究極の「怪獣図鑑」とは何か。
それが今回ご紹介する本書です。
はい、この辺は通常運転ですね。
一応被り物は製作されていますし、本編中でもZAT隊員がこのキノコ人間と化し、更新していく様は、トラウマとなっている人も多い、印象的なシーン。
しかし以下はどうでしょう。
これ、確か物語冒頭でちらっと出るだけ。これを扱っているのは、本書だけじゃないでしょうか。
もっとも、これだけのでかさだし、確か人が入って動かしてたんじゃないかなあ……その意味では確かに、これも立派な怪獣の一体としてカウントしていいかと思います。
では、以上はどうでしょう。
マニアにはお馴染みですよね。上に挙げたファンコレ(ファンタスティックコレクション)でも、確か取り上げられていたはず(少女吸血鬼はどうだったかなあ……)。ファンコレでも「巨大フジ隊員」や「1/8人間」を怪獣扱いしていたので、見ていて違和感はありません。
これはどうでしょう。
『A』ファンでも、記憶にある人は少ないんじゃないでしょうか。
第2期ってこういう土俗的なキャラがやたらと出てきたんで(設定的に宇宙人ですが、マザラス星人とか)、いちいちカウントしていくとキリないんですよね。
うわ、これちょっとしたプロップ(小道具)ですよね。とにかくこういう怪獣の幼体とか、後、ムルロアの子分ともいうべきスペースモスとか、そういうのまでフォローしているのがこの図鑑のすごいところ。
さて、以下は本図鑑の真骨頂とも言える面々です。
すごい。
果たして『Q』や『セブン』のマニアでも、これらを怪獣としてカウントすることを思いつく人が、どれだけいるか。
「イリアン島の大猿」って、写真での登場で直接出て来るキャラじゃないですしね。
しかし確かに、この「吸血植物」はスフラン的存在であり、ちゃんと怪獣として扱ってあげてしかるべきかも知れません。もっともそうするとこの回、クモンガとベル星人含め、四大怪獣の登場回ということになってしまいますが。
そして、最後に。
うわああああああ……。
これ、『レオ』ファンでも覚えてなさそうですよね。
リンゴの樹はプロップですし、多分、アリモノの子供向けの劇か何かのセットじゃないかなあ。ニワトリに至っては恐らく、本当にただのニワトリですよね。
――以上、今回はこんなところで。
ノクターンノベルズ、及びファンティア、アルファポリスもよろしく!