スペシャル駄話『ドラミちゃんひみつBOOK』
謹賀新年
あけましておめでとうございます。
旧年は大変お世話になりました。
新しい年がみなさまにとって、よい年でありますように。
今年もよろしくお願いします。
去年年末に『しぃし~ふぇすたブランにょ~!』が発売されています。
●ダウンロード版
fanzaさま、BOOTHさま、デジケットさまなど。
●プレス版
BOOTH様、fanza通販様、メロンブックス様、アイスタジオ様など。
是非、お正月のお伴にお買い求めください。
……さて、以降は駄話。
去年のお正月に何とはなしに予告めいたことをしておりました、『ドラミちゃんひみつBOOK』のご紹介です。
●『ドラミちゃんひみつBOOK』とは…?
去年のお正月、『ドラえもん百科』についてご紹介しました。
それについては以下を。
(http://hiyokkokurabu.blog.2nt.com/blog-date-201801.html)
1980年代の『ドラえもん』ブーム、『コロコロコミック』で藤子・F・不二雄先生の筆頭アシスタント、方倉陽二先生が連載していたのが『ドラえもん百科』。
その更なる派生企画的に描かれたのが『ドラミちゃんひみつBOOK』だったのです。
『ドラえもん百科』にも思うところは多いのですが、この『ドラミちゃん』の方は……え~と、何といいますか年少の女児読者にあわせたものすごい少女趣味。
時代のせいか方倉先生のセンスのせいかそれとも男女のジェンダー差のせいか、ちょっと読んでいて悶絶するようなもの。
今回、その名場面をほんの少しだけピックアップしてご紹介したいと思います。
●輝かしすぎるドラミ
読者のお便りで、「将来どんな女性になりたいですか」と聞かれたドラミちゃん。
その答えが以下。
え、え~と、とても女の子らしくて可愛いですね(棒)。
これだけでもまあ、かなりなモンという気もしますが……そもそもこのページよりも前に「ドラミちゃんの一週間」というのが紹介されています。
おい!! 既に輝かしすぎる職業婦人だろ!!
これでもホンの触りの部分です。
ちなみに、『ドラえもん大百科』もそうでしたが、ここでもドラえもんはもっぱらドラミちゃんを上げるための道化役。正直、子供の頃は見ていてあんまりいい印象を持ちませんでした。
後、ドラミちゃんのお部屋なども紹介されていますが、それも当然、超セレブ。
しかしそんな輝かしすぎるロボットセレブにもトンデモない秘密が……。
●超クソビッチ・ドラミ
これだ!!
酷い!! いくら何でも酷い!!
ドラミちゃんが複数の男たちの心を弄ぶ飛んだ悪女であると発覚しました!!
こいつ、クリスマスには「お兄ちゃんと過ごしています」とツイートしつつ、絶対ペルシャ君かなり金君とデートしてやがりますよ。
ポテト君を「ペットフレンド」と呼んでいるのも地味に酷いです。
●ドラミ主催のパーティーの実態は…!?
――待て、それはドラミがモテるだけで、慕ってくる男にすげなくできないだけじゃないのか。
それはどうでしょう。
何しろコイツ、こんな感じです。
酷い!!
酷すぎる!!
で、ご覧の通り。
でもこの人、自分主催のパーティーの受付を自分でやってるんですかね。
あ、それともそれは別にヘンなことじゃないのかな?
●そんなドラミの大切なペットは…?
以上、ドラミちゃんが史上稀に見る、乙女ゲーの主人公など相手にもならないようなクソビッチであることが判明しました。
しかしそんな彼女も優しい女の子。弱者を労る心を持っているのです。
……え~と、ただ、何というか、気になる一文があります。
「ペットというより友だち」。
え……?
そう、これは「ペットコンテスト」と題されたエピソード。
つまりこの身寄りのないZ星人の子供を……ドラミちゃんはペットにしてしまっているのです!!
それは……どうなんだ……?
こんな女を国民的アイドル、ドラえもんの妹と認められるか……?
いや、断じて認めることはできぬ!!
さあ、萌えキャラを女性差別だと訴えるフェミニストのごとく、みんなでドラミちゃんに抗議のメールを出そう!!
――すんません、締めのギャグが今一だったことをお詫びします。
そうそう、去年の記事、「スペシャル駄話『ドラえもん百科』」に加え、一昨年の記事「スペシャル駄話『ドラえもんの推理クイズブック』」もよければごいっしょにどうぞ。
というわけで、今年もよろしく!!