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『オトコの子/娘のおし○○! 林間学校編』連載開始!!

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皆さま、数日前に予告した通りに新連載開始です。
……というか、既にしてますが。
ノクターンノベルズ様、アルファポリス様、そして一回遅れでファンティア様、PIXIV様にも連載中です!
とにかく、GW中、休みの前日にうpするつもりでおりますので、どうぞチェックの方、よろしくお願いします。

オトコの子/娘のおし○○! 林間学校編

お久し振りです、皆様。
なかなか新作を描くだけの時間も取れないのですが、GWに向けて、『オトコの子/娘のおし○○!』の新作を発表しようかと思います。
つーことで本作に先駆けて、トレイラームービーの発表です!



ということで小説は日曜辺り、ノクターンノベルズアルファポリス、ファンティアで発表するつもりでおります。
どうぞご覧ください!!

(2020/4/27補足)

あぁ、もう月曜だ……ご報告が遅れましたが、小説、うpしております。
上のリンクから飛んでみてください(ファンティアはまだ)。

オトコの子/娘のおし○○! 運動会編 Complete 発売!!

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みなさま、ノクターンノベルズ様アルファポリス様Fantia様で連載していた新作、『オトコの子/娘のおし○○! 運動会編』お楽しみいただいているでしょうか。

さて、先週辺り、おまけシナリオである『Expansion』をご用意したのですが、それに続き、公開中の小説も同梱した『オトコの子・娘のおし○○!運動会編 Complete』もご用意しました!
値段は同じ、100円(税抜き)ですので、こっちの方をお買いいただいた方が得です。
目下のところFantia様、Fanza様、デジケット様で販売開始!!
数日後にはDLsite様からも販売開始すると思いますので、どうぞお買い求めください。

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……さて、こっからは駄話。

藤子F不二雄・短命作品特集!!

『バケルくん』

何か、パパの財布がお話の8割方を担ってそうな作品。
ただ、実はこれ、言ってみれば『パーマン』の後継作だと思うのです。
いえ、ヒーロー要素はないのですが。
本作が特徴的なのはカワル(のび太役)が「野球好き」という点がずっと一貫して描かれている点です。下手の横好きで野球をやろうとするのは高畑君やのび太もそうだけれども、カワルはずっとこの野球にこだわり続けます。
ところが彼のもう一つの姿、バケルは身体能力に優れ、オンナの子にモテる。つまりこれはミツオとパーマンの関係そのものなのです。
つまり、『パーマン』からヒーロー要素を抜き、二重生活という設定が生んだ「主人公の内面の葛藤」という要素を拾い上げたのが本作なんですね。
何しろ、カワルは(非常に、F作品としては希少なことに)自分の努力で野球のスキルを上達させていくのですから。
もう一つの特徴は言わばTG(トランスジェンダー)ものとしての要素を持った作品という点で、カワルが美少女であるユメ代になり、ゴン太の心を惑わすのが、本作の見せ場となっています。
相手がゴン太(ジャイアン役)じゃどうしようもないだろう、という感じですが、男の心を惑わす美少女になること自体が重要なのであって、そんなシーンのユメ代は薔薇トーンのバックを背負っていたりして、やはりF作品としては独特の雰囲気を持っています。
もっとも、そうしたテーマそのものが深化されたかとなるとそれは疑問で、その前に、連載自体が終了してしまったという印象ですが。

『みきおとミキオ』

どうも、これは非常に立ち位置が難しい作品です。
近年、えびはら武司氏の証言などから「『ドラえもん』の肥やし」、つまり『ドラえもん』の「次」を目指して描かれたが、『ドラ』のヒットにより、その存在意義の失われた作品、といった位置づけになってしまっているのが本作。
が、実のところ「未来」というものにがっぷりと四つに組んだ作品は、F作品の中でもこれと『21エモン』くらい。
F自身が語るように『21エモン』は「未来という非日常を舞台にし、そこを日常にしているキャラクターたちを描く」ことを主眼にした作品です。これは「日常の中にマレビトが紛れ込む」というFメソッドの逆転でしたが、それに対し本作は起点を日常(現代)にしながら、主人公が未来を覗くという、『21エモン』とはまた逆ベクトルにFメソッドを逆転させた作品と言えるのです。
『21エモン』が高度成長期に描かれ、いろいろ問題はあれど、やはり未来はバラ色だったのに対し、『ドラえもん』は(未来そのものは主眼としては描かれないものの)のび太という主人公の未来はまず、暗澹たるものとして幕を開けます。これは本作が70年代(厳密には69年だけど)という高度経済成長期の曲がり角に描かれ出したことと無縁ではありません。
本作も基本、未来の楽しさを描くことが主眼だけれども、同時に機械文明の中、体力も知力も衰えてしまった人々の中、現代人の少年であるみきおが「チート」するという「なろう」的な位置づけを持った作品でもあり、そこにFのシニカルな視点を見ることができます。
これはまた、小学四年生、五年生と掲載誌が比較的高年齢向きだったせいもあるでしょう。
ポンチというマスコットはおれど、「不思議な友だち」はおらず、そこもやはり、大人向けの印象。

『仙べえ』

これはネームF、絵がAとされる作品で、『チンタラ神ちゃん』にイメージがダブります。
しかしこれも正直、今一なのです。全集巻末の解説が指摘するように、主人公たちが藤子作品には珍しく、高級住宅地に住まうところがオープニング。しかし彼らがその高級な住まいを持て余す描写が、逆に彼らの庶民性を強調しています。
まさに『ドラえもん』が様々なアイテムを出すことが、豊かになっていく日本を象徴していたように、本作もまた、そんな時代性を背負って出てきた作品といえましょう。
そこへ、仙人が現れ……というのが本作の設定で、しかしこの仙べえがやはりまた、可愛くありません。爺さんなのが致命的で、予告などでは「仙べい君」と呼ばれており、子供のキャラを想定していたと思しいのですが、そっちで描かれていれば、また印象は違ったことでしょう。
ただ、この仙べえはまさに上の高級住宅と対照的に、住まいがダムの底に沈んだという背景を持っており、ここはFらしさになっています。
これ、F作品に頻出するモチーフで『みきミキ』にもあったりするんですね。
ですが、ではあるものの、モヤ夫(のび太役)に現代的な性格の姉がいたり、ヒロインがやたらと高慢だったりはAテイスト。おそらくFのタッチ度は極めて低い作品ではないでしょうか。モヤ夫ってネーミング自体、Aセンセですよねえ。
最終回は打ち切りっぽい急展開で、折に触れて登場していた仙人仲間と旅立つというもの。本作人においては主人公一家は一貫して仙べえを厄介者として扱っており、むしろそれを喜ぶのみ。
ただ、最後にモヤ夫が少しだけ寂し気に仙べえたちを見送る様は、さわやかなクロージングになっています。

オトコの子/娘のおし○○! 運動会編 Expansion 発売!!

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みなさま、ノクターンノベルズ様アルファポリス様Fantia様で連載していた新作、『オトコの子/娘のおし○○! 運動会編』お楽しみいただいているでしょうか。
今回の更新をもってめでたく完結したのですが、それに続き、ちょっとしたおまけ、『オトコの子・娘のおし○○!運動会編 Expansion』をご用意しました!
有料ですが、100円(税抜き)ですので、是非どうぞ。
目下のところFantia様からお買い求めになれますが、近くDLsite様、Fanza様からも売り出そうと思っているので、そちらが決まりましたらまた、数日後に更新します。
どうぞよろしくお願いいたします。

※2019/11/23更新
早くもDLlsite様、Fanza様、デジケット様でも販売開始!!
どうぞお買い求めください。

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……さて、こっからは駄話。

藤子F不二雄・短命作品特集!!

『宙ポコ』

『コロコロ』別冊での短期連載作品なのですが、正直ドラえもんの同工異曲という感の強いもの。三話で終わってしまったので、評価を待たずに終了と言った感じです。
『ドラえもん』などが主人公と目的を同じくするのに対し、宙ポコは特に目的を持たない根無し草。
それ故、当初はつとむ(のび太役)に不思議な力を貸してやらない(つとむは当初、利益優先で宙ポコとつきあおうとするが、反省し、友情を育む)というエピソードがあり、80年代的な現金さを表現しようとしていたと言えなくもないが、独自性というほどのものでもありません。
敢えて言えば、父親がつとむ以上に宙ポコに理解を示すのが、唯一の独自性です。
逆に言えば、化けた可能性もある作品だと思うのですが、「パーマンごっこ」をやるというやけくそみたいな三話目をもって終了。特に別れが描かれたりもしません。

『忠犬トッピ』

上の作品のは後継作。「宙」の字のせいもあって、ごっちゃになりがちですが、半年ほどは続き、それなりに膨らみのある作品。一応、コー作(のび太役)が「ひみつ道具」を工作して作るところが面白味になっている、『キテレツ』型作品です。
ただ、これは逆に言えば本作が『キテレツ』+『ドラえもん』以上のものではないともいえ、独自性と言うには遠いというのが正直なところ。
また、コー作はDC(と思しい)のですが、それが生かされたとは言い難く、死に設定。
ただし、『キテレツ』そのものがある意味ではシニア版『ドラえもん』といった趣きを持つ作品であり、本作は敢えてそれをC学生版としてリメイク、80年代の漫画、アニメが青年文化となっていく流れにあって、「やや大人向けの『ドラえもん』を目指していたのかもしれません。しかしそこまでの長期連載には至らず、トッピが普通に宇宙に帰るオチをもって終了。

『ミラ・クル・1』

時期的にこれら両作に挟まれており、上の二作があくまで『別冊』連載だったのに対し、本誌での藤子F新作と言う鳴り物入りで開始された作でした。また、設定的には幼年向け漫画の『パジャママン』のリメイクなのですが、それなりにSF性も丁寧に描写され、面白かったのだけれども、これも半年ほどで、ごく普通の話で終了。
事件解決を目的とするヒーロー性のある作品ですが、ある意味ではそれが『大長編ドラ』へと発展吸収された、との見方もされます。

『バウバウ大臣』

設定的には簡略版『ウメ星デンカ』という感じで面白くなりそうなのにもかかわらず、これも続かず半年ほどで終わっています。
『デンカ』はウメ星再興という目的が地球人にとっては興味のないことであったのに対し、本作では大二、つまりのび太役が王子様として奉られているという、『チンプイ』型。しかしバウバウが爺さん的キャラのため、どうもワンダユウしか出ない『チンプイ』、ベニショーガだけの『デンカ』といった印象を受けます。
最終回の別れでも、大二はバウバウたちに別れを惜しむ感情を持っていませんでした。もっともそれは短期連載だったせいもありましょうが。
もう一つ、本作はパパが漫画家という設定があり、バウバウたちの存在を受け容れています。恐らくは、パパを解説役(高畑君役)にして、マニアックな話に持っていこう……という算段もあったのではないでしょうか。バウバウたちがしゃべることに対し、パパが「チンパンジーや犬が人間語をしゃべった例はある」と解説するのが印象的で、恐らく作者的に結構力を入れつつ、評価を得られなかった作品なのではないかなあと。

――と、今回はこんなところで。
数日後、続きを投下すると思いますので、よろしければまた覗きに来てください。

新作アップのお知らせと、半額キャンペーン

どうもみな様、台風の中、元気にお過ごしでしょうか。
当方、近所に貯水池みたいのがあって今にも溢れ返りそうなんですが、避難していいのやら悪いのやら、或いは非難といっても行ったこともないような場所も怪しい小学校にどうやって行けばいいのか、途方に暮れております。
さてそんな中!
新作の発表です!!
ロゴ2

ノクターンノベルズ様アルファポリス様、そしてファンティア様でプロローグを公開中!
週一くらいの更新にしたいので、皆さんも時々チェックしてみてください。
それともう一つ。
無題

デジケット様で全品半額セール中です!
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この機に是非、お買い求めください!
……というわけで、今回はこんなところで。
また何か、企画でもやれればいいんですが……。

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